2020年 11月 の投稿一覧

大白蓮華 2020年12月号 巻頭言

​大白蓮華 2020年12月号2020年(令和2年)12月号(No.854)巻頭言 共に「希望」を共々に「勝利」を  池田大作 日蓮大聖人は、世が乱(みだ)れ、民の困窮(こんきゅう)するなか、信心の真心を尽くす弟子を...

【告知】12月14日に登山します!

来月の12月14日に年内最後の添書登山を申し込みました。読者の皆さんの中で14日に登山を予定していてダメだし管理人と会ってもいいよって方がいらっしゃいましたら是非ご挨拶させてください。当ブログの非公開コメントまたは私のツイッターのDMにコメントください。メアドなど教えていただければそちらにメールなど致します。まずは報告まで。


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〈スタートライン〉タレント 副島淳さん

〈スタートライン〉タレント 副島淳さん    君のコンプレックスは“武器”になる 見た目は外国人、でも心は日本人――日本人の母のもと、日本で生まれ育った副島淳さんは、周囲が求める「外国人像」とのギャップに...

「創立100周年へ 第1回関西総会」を開催

「創立100周年へ 第1回関西総会」を開催大関西は、世界一の智慧と団結で進む!――11・28「魂の独立記念日」に晴れやかに行われた「創立100周年へ 第1回関西総会」(関西池田記念会館で)  「大阪の戦い」65周年...

わが友に贈る

2020年11月29日 苦労をいとわない 先輩の真剣な姿が 後輩の心を触発する。 自分以上の人材を育む。 その人こそ人間王者だ!

エマソンの言葉

 自己信頼の理由を追及していくと、生命の根源にたどり着く。それは天賦の才能や美徳の生命の本質であり、ぼくたちが「自発性」や「本能」と呼ぶものにほかならない。
 後天的な教えはすべて教育であるのに対し、この基本的な知恵は「直観」と呼ばれる。
 直観の深淵な力、分析では決して到達できない究極の事実の中に、万物に共通に根源がある。なぜかわからないが、平穏なひとときを過ごしていると、魂のなかに存在の感覚が高まってくる。
 自分というこの存在は、万物や宇宙、光、時、そして人間と異なるものではなく、それらと一体であり、明らかにそれらの生命と存在が誕生したのと同じ根源から生まれているという感覚だ。
 ぼくたちは初めのうちこそ、この世界のすべてのものは自分と同じ生命を共有していると考えるが、その後はすべてを単なる自然現象とみなし、自分がそれらと同じところから生まれてきたことを忘れてしまう。あの生命の根源こそが、ぼくたちの行為と思想の源なのだ。人間に知恵を与える霊感を吐き出す肺はそこにある。
 そんなものはないと言えば、不信心と無神論のそしりを免れないだろう。
 ぼくたちは計りしれない英知の膝に抱かれ、その真理を受け取り、その英知が活動するための手足となる。正義や真理を認識するとき、ぼくたちは自分で何かをするわけではなく、ただその英知の光が通り抜けるのを眺めている。
 その光がどこから来るのかと問い、そのおおもとにある魂をのぞき見ようとしても、哲学は何の力にもならない。ぼくたちはただ、その根源があるということ、あるいはそんなものはないということを主張するだけだ。
 誰もが自分の精神の意識的な活動と、無意識の知覚を区別して、無意識の知覚にこそ全幅の信頼を置くべきだと知っている。

(『Self Reliance(自己信頼)』ラルフ・ウォルドー・エマソン)



 ところがどっこい現代人は、エマソンの言うように無意識の知覚に信頼を置いていないと言えよう。これが人間社会を狂わせている、最大の要因だとわたしは確信している。自分の考えが一番正しいと思い込み、思考こそ自分だと思い込む遇を犯しているのだ。
 少なくとも、わたしが読んだ哲学書で、まともなことを言っている人は、ほぼ間違いなくエマソンと同じ結論に達している。ゲーテが、われわれにとって最も優れた生とは、あらゆる恣意的思弁を排除し、観念的思惟においてしか捉えられない知覚に従った生であると言ったのも、この意味である。
 カントもまた同じであったのだが、どうも哲学を学ぶ界隈では、いまだにそのあたりが誤解され、あるいは倒錯していて、カントは後天的理性のほうが重要だと考えていたのだと結論している人が多い。
 もっとも、観念的思惟という言葉も誤解されやすい面をもつが、ようするにここで言われている思惟というのは、意識的なものでなく無意識的なもののことなのである。